かつては、「給料の3か月分」と猛プッシュされてきたダイヤモンドの婚約指輪。
永遠の愛の象徴と、ダイヤモンドは確固たる地位を築き、憧れのジュエリーです。
全世界で800億ドル市場ともいわれるそのダイヤモンド業界が、今危機感を抱いているそうです。
----------------永遠の輝きに陰り ダイヤモンド業界が衰退している から転載--------
ミレニアル世代の心をつかむのはダイヤモンド業界にとってかなり至難の業になっているという。
第一に、婚約指輪どころか、そもそも結婚をしない若者が増えているという現実がある。 米政府の国勢調査によると、米国の婚姻率は1960年に72%だったが、2017年には45.2%にまで減少している。
初婚の年齢も上がっており、男性では29.8歳、女性では27.8歳となっている。ミレニアル世代は、高学歴でキャリア志向が高いとされるため、
初婚年齢が高くなっているのだ。なかなか結婚しないのである。
ミレニアル世代はダイヤモンドを敬遠する傾向があるという。例えば、ダイヤモンドを購入するプロセスが気に入らないようだ。
ダイヤモンド業界はネット対応に遅れているのだ。
ミレニアル世代は、婚約指輪を購入することになっても、価格に対して非常にシビアである
ミレニアル世代は、婚約指輪にそんな大金を払うことに難色を示しているという。2500ドル以下で十分と感じている。
将来の不安に備えて貯金をするなど資産管理にも熱心なミレニアル世代にとって、結婚に関連する出費にもシビアなのは当然なのかもしれない。
ダイヤモンドの販売経路に関する透明性だ。自分たちが購入するダイヤモンドが、映画『ブラッド・ダイヤモンド』のように劣悪な環境で搾取されたものではないかと、倫理的な観点から知りたがる。
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この記事では、ダイヤモンドビジネスの半分を占めているアメリカの状況を挙げられていますが、日本のミレニアル世代も同じかと思われます。親の世代とは社会の状態も違いますし、育った環境も違いますから、新しい発想、価値観が出てきて当然のことですね。
もちろん、年齢問わず高価なジュエリーが好きな人はいますし、そもそも女性はキラキラ光るアクセサリーに目がありません。私の周りでもアクセサリーに興味がないという女性は全くと言って見たことはありません。そんな中で、私は全くと言っていいほどアクセサリーにもジュエリーにも興味がないので、珍しい部類でしょう。
大きめな婚約指輪も、ダイヤのネックレスも、当時少しは持ってたいなと思って買ったわけですが、結局使わないのです。ですから、新しい世代の方々が婚約指輪の常識を変えてくれることは、いいことだと思っています。
そうは言っても、ダイヤモンドの魅力に取りつかれた人はまだまだ限りないでしょう。ダイヤモンドは何千年も富や権力の象徴でした。
そのダイヤモンドの産出国の多くは、アフリカが占めており、アフリカ産はとても質が高いようです。
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ダイヤモンド産出国ランキング ( 2013 出典元 GLOBAL NOTE )
第1位 ロシア
第2位 ボツワナ
第3位 コンゴ
第4位 オーストラリア
第5位 カナダ
第6位 ジンバブエ
第7位 アンゴラ
第8位 南アフリカ
第9位 ナミビア
第10位 シエラレオネ
産出額のランキングにすると、ボツワナが一位となります。また、価値が分かる宝石図鑑(諏訪恭一 著)によると、産出量ランキングに入っている国のなかで、ダイヤモンドのカラットあたりの単価(USD)の最も高い国はナミビア、その次はシエラレオネ(2005年までのデータ)だそうです。このことから、アフリカ産のダイヤモンドの質のよさがうかがいしれるかと思います。アフリカの国にとって、その他の天然資源と同様、ダイヤモンドは国の経済を支える大切な資源となっているようです。
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シエラレオネのダイヤは1991年~2002年に利権を巡って内戦が起きたことから紛争ダイヤモンド、ブラッド・ダイヤモンド(血のダイヤ)とも呼ばれました。ディカプリオ主演の映画にもなり有名になりました。非常に美しく価値が高いダイヤモンドだそうです。
シエラレオネの主な産業は、年産250億円相当のダイヤモンドですが、
政府の汚職によりダイヤモンド鉱山地域への利益還元はわずかであり、
労働者は依然、貧困状態にあります。
以下に、英国のDr.Roy Maconachie氏が追跡されたダイヤモンド採掘現場のドキュメンタリをご紹介します。
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ドキュメンタリー映画「ダイヤモンドの来た道〜シエラレオネ 採掘現場の声〜」(本編約35分)
コノ県はシエラレオネ最大のダイヤ産出地域。
20万人が採掘労働で生計を立てている。
しかし管理制度が未整備なため、労働者に利益が回っていない。
手堀り採掘労働者たちは集められ砂利堀りや砂利の洗浄や運搬などの労働を行う。
出資者が費用を持つがダイヤが見つからないと労働者に賃金は払われない。
労働者は自力で採掘を行う資金力がない。 資金がないから援助が必要。
労働者が採ったダイヤは、出資者の監視役が預かり、 それを出資者に託し高く販売してもらう。
提示額が”高い”と出資者に言われることも。
”道具やガソリン代は我々が出しているんだぞ”と。
あまり金額にこだわると売れない。
採掘労働者と出資者の関係は国際的に注目され社会的悪影響が数多く指摘されている。
現代版の奴隷制度であると。
生活費は全然ない。
例え10日分支払ってくれても1日たったの50円じゃー家族を養えるはずがない。
まともに生活できないよ。
仕方ないから月の後半は別の採掘場で働くがダイヤが見つかっても買いたたかれる。
こうして採掘労働者は貧困の連鎖から抜け出せなくなる。
紛争ダイヤの取引を根絶するために、2003年設立されたキンバリプロセスによりダイヤの違法輸出は減ったが、監視体制の甘さなど課題は山積み。
ダイヤの輸出税率はダイヤ原石の価格の3% 3%のうち政府が0.75%とり採掘地域に還元する。
その資金で採掘地域の発展に活用させる仕組みだが、実際は定期的に還元されていない。貧困地域が必要としている飲料水、学校、医療施設などに資金が使われていない
地元住民である我々がダイヤの恩恵を受けていない。
ダイヤでもうけているのは海外の輸出業者だ。
なんで我々は貧しいままなんだ。ダイヤを買うお金も知識もないからもうかるわけがない。
これがコノの人の叫び。
利益になる鉱物はコノで採取しているのに政府は住民をないがしろにしている。
今もダイヤは権力の富の源。
現実は末端の労働者が不公平に扱われている。
シエラレオネではダイヤが貧困層を支えている。
実情は採掘労働者が日常的に搾取され貧困に苦しんでいる。
現状維持を望む利害関係者が手掘り採掘界の最大の課題。
労働者と家族の権利を守る取り組みも行われており、
手堀採掘を制度化し地域で管理していくことが重要だ。
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美しいダイヤモンドが、このようなプロセスを得て、市場に出回ることをどのくらいの人々が思い起こすことでしょう。貧困層の労働者は世界中で搾取されていますが、その中でもダイヤモンドは金額も桁が違いますから、搾取する側はハイエナのように群がることでしょう。
2017年3月には、コノ県で、709カラットものダイヤ原石が見つかりました。
西アフリカのシエラレオネで見つかり、落札額の約6割を地元の医療などに充てる「平和のダイヤモンド」として話題を集めた709カラットのダイヤの原石がニューヨークで4日、競売に掛けられ、約650万ドル(約7億3千万円)で落札された。ロイター通信が報じた。(こちらから転載)
果たして、落札額の6割、約4億円は、きちんと地元に還元されているのでしょうか。
美しく価値のあるダイヤモンドが沢山とれているのに、
現在でも世界で3番目に平均寿命が短い国(2016年度で53.1歳[男性:52.5歳 女性:53.8歳]、WHO報告。)の一つとなっている(こちらから) シエラレオネ。
そんな日本から遠いシエラレオネには、今や国民から総スカンの麻生太郎が、若い頃に行っていました。
1970年から2年間に渡ってシエラレオネにて、同国のダイヤモンド産業国有化政策実施後に地元有力者から鉱区の提供を受けた麻生家の現地駐在員として、ダイヤモンド採掘業に従事していたが、シエラレオネ内戦勃発で帰国した。(こちらから転載)
儲けのネタならどんなところでも行くんですね。
この時の体験談を、「ODA・ 情けは他人のためならず」と日本記者クラブで張り切って語っています。詳しくは、RAPT氏の註釈つきの記事をどうぞご覧ください。
エボラ熱を広めた犯人は麻生太郎である。(現代日本を支配する藤原家=麻生家の闇)
ここで、新たにエボラ出血熱というキーワードが出てきたのですが、
RAPT氏は、2014年から西アフリカ(ギニア・シエラレオネ・リベリア)で猛威をふるったエボラ出血熱が、ダイヤモンド採掘と関わりがあると暴かれましたので、以下もどうぞご覧ください。
エイズの年間死亡者数160万人。マラリア60万人。エボラ熱は現在4555人。なのに、なぜエボラ熱だけこんなに騒がれるのですか。
エボラ熱騒ぎの最大の目的は、ロスチャイルドが西アフリカにあるダイヤモンド原石を独占すること。
麻生太郎の麻生家と言えば、労働者を酷使し、炭坑で財を成しました。
人間として扱わずに酷い扱いをし、がっぽり富を得て、今の麻生太郎があるわけです。
炭坑ではありませんが、かつて、佐渡金山、石見銀山、足尾銅山を訪れましたが、その度に、よくぞまぁ、こんなひどい扱いをしたものだと気分が悪くなりました。重労働の上に環境も酷いですからね。しかし、今となれば、こき使う側が悪魔の発想を持っているから、というか悪魔そのものだからだとわかったのです。
麻生一族の非人道的な行いについては、以下の記事もご覧ください。
他にも沢山暴かれています。
「麻生太郎」こそイルミナティの計画する主要な悪事の中心的な実行犯である。
かつて日本でも奴隷のようにこき使われた人々がいました。そして、今でも、私達が気づけない場所で、同じように奴隷として働かされている人々がいます。
ビジネスですから、利益が上がらないといけないのはわかります。しかし、いつの時代もビジネスの範疇ではなく、富と権力を持つ者が、更に増やすためだけに、貧しい者からとことん搾取します。既に有り余るほどの富を持っているにも関わらず、彼らの欲は尽きることはなく、何を得ても満足できないのでしょう。
そんなに人を苦しめて何が楽しいのか、理解できません。ある意味彼らも哀れな権力者達ではあるのですが、そんな彼らがどうなろうと知ったことではありません。
世界で、声も上げれない貧しい人々が、それぞれ人間としてふさわしい生き方ができるように、満たされて生きるように、世の中が変わっていかないといけません。
もうこんな世の中は見たくありません。もう変わる時です。