参院選の日程が近づいてきました。衆参同日選も語られましたが、見送られることになりそうです。7月4日公示、7月21日投開票。
庶民の生活を叩き壊してきた安倍首相、「自民党と公明党の与党で過半数を確保することだ」と息巻いておられます。
2007年9月に第一次安倍政権後は、福田、麻生内閣と短期政権が続き、ついに政権交代。民主党政権に期待したものの、ぱっとしないまま、未曾有の東日本大震災が起こり、2012年12月から第二次安倍政権が始まりました。
日本の首相はコロコロ変わるイメージだったので、安定した長期政権になることはよいことだと、当初は思っていました。大震災を経て、国民の多くが期待をしていましたが、とんでもない、日本人庶民をじわじわと苦しめ、根こそぎ剥ぎとる近年にない悪の政権でした。
安倍政権が、単に国民を突き落すだけだということは、5年も前に既にRAPT氏はアベノミクスはインチキだと警告されていました。そしてその通りになってしまいました。
日本人を地獄に突き落とすアベノミクス。その輝かしい実績の数々。(2014.6.13)
安倍首相がウォールストリートジャーナルに寄稿。その内容に一部インチキがありましたので、私の方で訂正させていただきました。(2014.9.22)
日本のリーダーとして、何とかしてくれるのではないかと淡い希望も抱いていましたが、そんなことはありませんでした。
アベノミクスによって、大企業・富裕層は更に豊かに、庶民の生活は更に苦しくなる一方で、格差がどんどん広がってきました。
自民党政権を始め、関連ある大企業、富裕層の親族に富が分配されて、関係のない一般の日本人の庶民は、ただ搾取され続けてきました。
賃金は減り続け、貯蓄もできない。非正規雇用も増え、将来も見えず、安定した生活すら望めません。当然、精神的にも病気になる人が増えました。
世界で見てみるとどうでしょうか。OECD.Statによると、他の先進国に比べると日本だけが低下し続けています。
冗談ではありません。
このようなこともマスコミは報道しません。政権と結託したマスコミがそんな不都合な内容を庶民に流すわけはなく、朝から晩まで、ワイドショーやドラマなどで、洗脳して愚かな日本人を作り上げています。
このまま続いても、富裕層だけがより裕福になるだけ、庶民は更に地獄の底から這いあがれないようなシステムになるだけです。
「参議院選挙の争点の一つは、(憲法審査会で)憲法について議論する政党か、議論すらしない政党か」を選ぶことだと発言していました。
自民党の参院選公約には「早期の憲法改正」をあげています。
自分達を正当化したような発言に騙されてはいけません。
議論する政党とは、口先ばかり、議論した形で、憲法改正を行うだけです。
これだけ庶民が苦しんでいる中、憲法改正の議論や、憲法改正をすることは全く必要はありません。
はてさて、何故日本の政治家は、このように、日本人庶民のことを思ってくれていないのでしょう。
確かに庶民の中には、政治や社会情勢にもさほど興味がなく、マスコミに洗脳され、毎日だらだらと過ごしたり、遊び呆けたり、悪いことを行うものもいるでしょう。それでも、この政権の日本人を貶めるやり方は目に余るものがあります。どう思われますか?
一体何故でしょうか。この国の支配層は何者なのでしょう。
安倍首相とは?近年首相を送り出している清和政策研究会とは?
私達を苦しめているものは何なのか?
今後、その背景などをお話ししていきたいと思います。