「依存性が少ない」「害が少ない」等々、流されやすい噂がありますが、大麻は危険ですし、絶対に手を出してはいけないとお話ししました。
私の息子も、「他の薬物と比べて依存性がないらしいよ」なんて、話してきたので、ネットの情報や、ちょっと遊んでいそうな友達の話を小耳に挟むのは、油断ならないなぁとヒヤヒヤです。
世界的にも解禁に動く国もあり、当然日本でも大麻礼賛の勢力があり、解禁に向けて活動しています。「大麻はよいものなのに、あえて使わせないようにさせる」などと言ってる始末です。
日本では、神道で大麻を使用していたので、古来の伝統を復活させようという動きや、アメリカなどで解禁になっている医療大麻の解禁を求める動きがあります。謳い文句はそれぞれ異なっていても、最終的には自分が吸いたいんでしょうと思ってしまいます。
それぞれの活動家が、啓蒙活動に勤しんでいるようが、そんな中、公然と振る舞うのが、積極的に大麻を宣伝しているのが、安倍昭恵首相夫人です。
そして、今回、元KAT-TUN 田口淳之介と、安倍昭恵の接点が取り上げられ、こんなところにまで登場するのだ、とビックリしました。
「田口は逮捕の約1カ月前の4月11日に、千葉県の森永高滝カントリー倶楽部で行われたアマチュアゴルフトーナメントの日本予選に、唯一の芸能人ゲストとして招かれた。その際、特別ゲストとして呼ばれていた明恵夫人と、ラウンド前に親しげに言葉を交わしていたといい、招待客によれば初対面には見えなかったといいます。鳴かず飛ばすの元アイドルが“芸能人枠”で一人だけ呼ばれるもの不自然な話。森永創業家出身の令嬢である昭恵夫人の鶴の一声で参加が決まった可能性もありそうです」 (~中略~)
昭恵夫人も田口が使用していることを知って、逆にそのことで好感を持ち親交を深めたのだろうか。(こちらから転載)
田口容疑者と共に逮捕された小嶺容疑者の母親がスピリチュアル系のお店を出していたようなので、ヒーリング、瞑想などのために大麻に手を出すようになったのでしょうか。それとも、小嶺容疑者の黒い交友関係は有名だったようなので、そちらのルートが濃厚なのでしょうか。
また、田口容疑者の逮捕後に、2017年に大麻所持で有罪となった元女優高樹沙耶が、「世界基準に合わせて欲しい」などと逮捕を批判するコメントを出しました。このお方も、安倍昭恵夫人と親交があり、ハワイで一緒にシュノーケルとしたとのこと。
怪しい人脈は、繋がっていくんですね。
以下、散々有名になりましたが、大麻に関わる方々との繋がりを少し。
2015年に訪れ、昭恵夫人が強力に応援していた鳥取県大麻栽培加工販売会社の代表上野俊彦容疑者が、個人使用の目的で大麻を所持し、大麻取締法違反の疑いで厚生労働省の麻薬取締部に逮捕されました。町おこしで始めた産業のはずが、結局、自分でこっそり使用していたようで、町もいい迷惑でしょう。
また、八ヶ岳で大麻を推進されている滝沢泰平氏をタッキーと呼んで、親しくされているようです。この方は元オウム信者だったのでしょうか。
池袋のバーで知り合った三宅洋平氏(こちらから)との沖縄訪問も、衝撃的でしたが、このお方もかねてから大麻合法推進派なので、あまり驚きはありませんが、「机の上に山盛りの大麻」「政治活動中に回し吸い」三宅洋平・大麻所持疑惑 と、告発されています。やっぱり、という感じですかね。
この他にも、産業用大麻を守る活動をしている映像プロデューサーの龍村ゆかり氏と懇意にしていて、
官邸は龍村氏を大麻解禁派の“要注意人物”と見ており、昭恵夫人がのめり込んでいることを危ういと心配している。(こちらから掲載)
とのこと。
表向きは、産業、医療のためと活動していても、自分が吸引するために、持っていて逮捕される案件もあるので、やっぱり、裏で自分が使いたいからじゃないのかと、疑ってしまいますね。
日本では古くから、衣服や漁具や下駄の鼻緒、神社の注連縄やお祓いで使用する大幣(おおぬさ)などの材料として大麻が使われ、また種子は七味や鳥の餌に使われています。戦前では、海外から輸入する有害大麻と日本在来の大麻を分けていましたが、戦後に同一種として禁止になりました。
日本在来の大麻は、THC(テトラヒドロカンナビノール)という、神経に作用し、興奮、陶酔、幻覚を引き起こす物質の含有率が低いと考えられていますが、「毒」とする記録が残っています。
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例えば、江戸時代の「甲子夜話」という文書に「麻の初生の芽を食すれば発狂す」とあり、「古今要覧稿」には、「麻の生葉には毒あるものなり」「花にも殊の外毒あり」と書かれています。興味深いのは、忍術伝書「萬川集海」の記述で、敵を「虚け」にする「阿呆薬」として麻の葉を用いたとしています。大麻の葉と花に含まれる有害成分THCは、ヒトの認知や記憶の能力を下げ多幸感を感じさせる働きがあります。「阿呆薬」とはまさに言い得て妙です。
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昔の人も、「毒」だとわかっていたのですね。
それでは、古来では、どのようなところで活躍してきたのでしょうか。日本神話「古事記」の中での有名なお話し、「天岩戸の伝説」でも出てきます。天照大神が洞窟に隠れて、世界が闇に覆われ、困った他の神々が、なんとか洞窟から出てもらおうと洞窟の外で楽しそうなお祭りを始めます。
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祭りの準備では、大麻でつくったしめ縄に玉飾りをつけ、大麻布が垂らされます。さらに、大麻草からつくった松明に火がともされるのです。そうして、祭りが開かれ、神々はどんちゃん騒ぎを始めました。祭りを盛り上げるために、若く美しい女神であるアメノウズも舞を披露します。アメノウズの舞はエスカレートし、少しずつ衣を脱いで上半身は裸になり、下半身も衣一枚の淫らな姿になっていきます。
さらにアメノウズは舞を続け、下半身の衣がずれて陰部もチラリと見えるようになりました。神々は大喜びとなり、祭りはさらにヒートアップしていきます。天岩戸で引きこもっていたアマテラスは『みんな楽しそうに騒いでいのは、一体何があったのかしら?』と不思議に思い天岩戸の扉を少し開けてみました。
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「古事記」については、学校でも大して習いません。天岩戸の伝説は有名なので、だいたいのあらすじを知っていたのですが、単なる淫乱なお祭りだとは知りませんでした。現代なら、公然わいせつ罪ですよ。
このような踊り手の巫女はシャーマンであり、その神事の中で神(神官が神の代理を務める)と性交をし、恍惚忘我(こうこつぼうが)の境地に至り神懸ってご託宣を神から賜った。(こちらから転載)
とのこと。
邪馬台国の卑弥呼も、巫女(シャーマン)であった可能性が高いと言われています。(こちらから) そして、日本の色々な宗教で、神懸かりが多かったことは、
日本の宗教に「神がかり」が多いという現実。彼らはなぜ自分の体に霊を招くことができるのか。
という、RAPT氏の記事もご覧になって下さい。
神社は神聖なところであると思っていたので、神事において、ご託宣を賜るために、こんな淫乱な方法もあるのかと、強烈に驚きました。気持ち悪いです。
当然、しらふ、というか素の状態よりも、幻覚があったり、恍惚状態を求めることになるでしょうね。そこに大麻を用いるのでは、と指摘もされています。
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御託宣(ごたくせん)の神事代主(ことしろぬし)の神に始まるシャーマニズムに於いて、「神懸(かみがか)り」とは、巫女の身体に神が降臨し、巫女の行動や言葉を通して神が「御託宣(ごたくせん)」を下す事である。
当然、巫女が「神懸(かみがか)り」状態に成るには、相応の神が降臨する為の呪詛行為を行ない、神懸(かみがか)り状態を誘導しなければならない。
巫女舞に於ける「神懸り」とは、すなわち巫女に過激な舞踏をさせてドーパミンを発生させる事で、神道では呪詛行為の術で恍惚忘我(こうこつぼうが)の絶頂快感状態、仏法では脱魂(だっこん)と言い現代で言うエクスタシー状態(ハイ状態)の事である
まぁ、このハィ現象(脱魂)が、マラソンのランナーズハィや山登りのクライマーズハィ、そしてデスコダンスや盆踊りのダンシングハィ、もっと言えばアフリカ部族の原始的な踊りなどに共通する
この巫女の神楽舞に依るダンシングハィの恍惚(こうこつ)の秘密アイテムとして、大麻(おおぬさ)使用の疑いがある。
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神懸かり状態になる時に、薬が用いられるのは、古くから世界中でありますから、大麻も用いられてきたのだろうとは容易に想像がつくことですね。
悪魔崇拝と麻薬。(RAPT氏の記事ではLSDについても書かれています)
しめ縄や大幣(おおぬさ)などに中国産大麻が使われることも多いようですが、一番のポイントは、トランス状態になるのには、やっぱり日本の大麻がいいということでしょう。
在来の日本産大麻を大切にしたいなら、現状のまま栽培・販売を続ければいいと思います。それでも健全であるべき生産者が逮捕されるくらいなのですから、大麻などの薬物の依存症は恐ろしいものです。日本製と外国製は成分が違うといくら騒いだところで、区別ができるのは生産者に近いところで、末端に行けば、そんなものはわかりません。
日本にも、街中にはドラッグ礼賛者が沢山いて、いくらでも誘惑してきますからね。彼らも悪いことだとわかっていても、止めることはできませんから、悪の仲間を増やそうとせっせと甘い言葉を囁きます。
たった一回で、その後の人生は、どん底に向かって突き進むのみ。
「精神病にならない」「依存性がない」「体に良い」「禁止するのは国の間違い」などは全てウソです。(大麻を知ろう 警視庁組織犯罪対策部組織犯罪対策第五)
日本に影響を与える首相夫人も推進しているくらいですから、よくわからなければ流されてしまいますが、どんなに有名人が解禁の運動をしていようと、キレイごとを並べても、絶対だめなのだと、受け入れてはいけません。やってはいけません。
「大麻」がどれほど危険であるか、だれが日本で危険な大麻を広めようとしているのかを詳しくご紹介されている、以下の記事もどうぞご覧ください。
http://kawata2018.com/2018-11-12/